パナソニックのヒーターレス気化式加湿器FE-KXU07とFE-KFU07の違いを比較します。
FE-KXU07とFE-KFU07の違いは次のとおりです。
- FE-KXUはナノイーが搭載されているが、FE-KFU07は搭載されていない
- カラー展開
- ランニングコストはFE-KFU07が低い
大きな違いは「ナノイーが搭載されているかどうか」です。
ナノイーが搭載されているFE-KXU07と、搭載されていないスタンダードモデルのFE-KFU07。
ナノイーがあると得られるメリットは2つ。
- お肌のうるおいがアップ
- 加湿器のフィルターが清潔に保てる
ナノイーの具体的な効果については本文中で詳しく紹介していきますね。
その他、カラー展開やランニングコストなどの違いについても本文中で比較していきますので、FE-KXU07とFE-KFU07どちらかの購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
▼ナノイー搭載のFE-KXU07はミスティホワイトとクリスタルブラウンの2色展開です
>>>FE-KXU07の詳しい機能や実際に使用した感想はこの記事で紹介しています
▼ナノイーが搭載されていないFE-KFU07はミルキーホワイト1色です
>>>FE-KFU07の口コミや詳しい機能はこの記事で紹介しています
FE-KXU07とFE-KFU07の違いを比較
2021年9月に発売されたFE-KXU07とFE-KFU07の違いは次の3つです。
- FE-KXUはナノイーが搭載されているが、FE-KFU07は搭載されていない
- カラー展開
- ランニングコストはFE-KFU07が低い
E-KXU07とFE-KFU07は、加湿能力は700mL/h、適応面積も12~19畳と全く同じです。
本体のサイズも奥行の5mm程度しか変わらないので、同じといって良いでしょう。
そのなかでもFE-KXU07とFE-KFU07の違いをまとめて比較してみました。
FE-KXUはナノイーが搭載されているが、FE-KFU07は搭載されていない
ハイグレードモデルのFE-KXUはナノイーが搭載されていますが、スタンダードモデルのFE-KFU07は搭載されていません。
最大の違いはこの点です。
ナノイーの効果を詳しくご紹介しますね。
ナノイーによる効果:お肌のうるおいがアップ
そもそもナノイーとは、イオンの1種でお肌と同じ弱酸性。
一般的なお肌の状態では、皮脂も弱酸性です。
ナノイーが皮脂となじむことで、お肌から水分が逃げづらくなる効果があるとのこと。
そのため、ナノイーがある加湿器とない加湿器を比べると、ナノイーがある加湿器の方がお肌の水分量がアップしやすくなるんですね。
加湿器を使用する目的は人それぞれですが、肌やのどの乾燥を防ぐために使用されるかたが多いと思いますので、FE-KXU07のナノイー搭載はかなり魅力的ですよね。
ナノイーによる効果:フィルターの清潔が保てる
FE-KXU07には、運転を停止しているあいだに加湿フィルターへナノイーを充満させてくれる「フィルター清潔モード」が備わっています。
ナノイーに含まれる成分が菌を抑制してくれるので、加湿フィルターを清潔に保つことができます。
お手入れを丁寧に行っていても、常に湿った状態である加湿フィルターはどうしても菌が繁殖しやすいです。
ヒーターレス製品は特に雑菌が繁殖しやすいため、ヒーターレス気化式加湿器のデメリットを補える機能ですね!
「フィルター清潔モード」は運転を停止している間に機能が働くので、加湿器を24時間運転し続けたい人には効果が得られないので注意が必要です。
カラー展開
ナノイー搭載のFE-KXU07のカラー展開は
- ミスティホワイト(FE-KXU07-W)
- クリスタルブラウン(FE-KXU07-T)
一方、スタンダードモデルのFE-KFU07は
- ミルキーホワイト(FE-KFU07-W)
どちらも四角で壁づけのできるデザインですが、少しだけデザインが異なっています。
好みが分かれるほどFE-KXU07とFE-KFU07のデザインに差があるわけではありませんが、ブラウンを希望する場合はFE-KXU07の1択になりますね。
ランニングコストはFE-KFU07が低い
日々の電気代も忘れてはいけない大事なポイント。
FE-KXU07とFE-KFU07はどちらも他社の加熱式加湿器と比べるととても省エネで電気代が安いのが魅力的な製品。
しかし、この2機種も若干ですが消費電力に差があります。
FE-KXU07 | FE-KFU07 | |
---|---|---|
消費電力 | 14W | 11W |
1か月の電気代 | 約106円 | 約84円 |
微々たる差ですが、ちりも積もれば…!
ランニングコストが低くなるのはFE-KFU07になりますね。
上記は1日8時間使用した際の試算なので、24時間使用を考えている人にとってはもう少し差が目立つでしょう。
▼ナノイー搭載のハイグレードモデルFE-KXU07
>>>FE-KXU07の詳しい機能や実際に使った感想はこの記事で紹介しています
▼ランニングコストが低いスタンダードモデルのFE-KFU07
>>>FE-KFU07の口コミや詳しい機能はこの記事で紹介しています
FE-KXU07とFE-KFU07どっちがおすすめ?
FE-KXU07とFE-KFU07の違いを比較したうえで、どちらの製品がどのような人におすすめなのでしょうか?
FE-KXU07がおすすめな人
- うるおい効果がほしい
- 加湿器を24時間使用しない
FE-KXU07とFE-KFU07の最大の違いは、ナノイー搭載かどうかです。
ナノイーの効果は目に見えるものではありませんが、お肌のうるおいがアップするナノイー効果は魅力的ですよね。
また、フィルターの清潔を保ってくれるのも大きなポイントです。
しかし、フィルター清潔モードは運転停止中に作動するため、24時間運転を考えている人にとっては効果が得られません。
そのため、1日のうち数時間の使用を検討しているかたにはFE-KXU07が適しているでしょう。
FE-KFU07がおすすめな人
- できるだけ電気代をおさえたい
- ナノイーの必要性を感じない
- 加湿器を24時間使いたい
FE-KXU07も電気代が安い製品ではありますが、長期的なランニングコストを考慮すると更に電気代を安く抑えられるのはFE-KFU07になりますね。
使用時間が長くなる場合、消費電力が少ないFE-KFU07に軍配があがります。
一般的な加湿機能があれば十分だと考えている場合はFE-KFU07がおすすめです。
▼ナノイー搭載のハイグレードモデルFE-KXU07
>>>FE-KXU07の詳しい機能や実際に使った感想はこの記事で紹介しています
▼24時間運転するならランニングコストを抑えられるFE-KFU07
>>>FE-KFU07の口コミや詳しい機能はこの記事で紹介しています
FE-KXU07とFE-KFU07の比較表
- ナノイー搭載のFE-KXU07
- ランニングコストの低いFE-KFU07
の違いについて表にまとめました。
FE-KXU07 | FE-KFU07 | |
---|---|---|
定格加湿能力 | 700mL/h | 700mL/h |
連続加湿時間 | 約6時間 | 約6時間 |
タンク容量 | 約4.2L | 約4.2L |
ナノイー | ◯ | – |
フィルター清潔モード | ◯ | – |
広口タンク | ◯ | ◯ |
イオン除菌ユニット | ◯ | ◯ |
運転モード | お急ぎモード おやすみモード 静かモード のど・肌モード おまかせモード | お急ぎモード おやすみモード 静かモード のど・肌モード おまかせモード |
タイマー | 切タイマー(2,4,6,8時間) | 切タイマー(2,4,6,8時間) |
チャイルドロック | ◯ | ◯ |
お手入れランプ | ◯ | ◯ |
どっちでもタンク | ◯ | ◯ |
壁ピタ設置 | ◯ | ◯ |
約10年交換不要加湿フィルター | ◯ | ◯ |
本体カラー | ミスティホワイト クリスタルブラウン | ミルキーホワイト |
消費電力※強モード | 14W | 11W |
1か月の電気代 | 約106円 | 約84円 |
FE-KXU07とFE-KFU07は、ナノイーとカラー展開、消費電力以外は変わりませんね。
▼ナノイー搭載のハイグレードモデルFE-KXU07
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▼24時間運転するならランニングコストを抑えられるFE-KFU07
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FE-KXU07とFE-KFU07の共通の機能や特徴
FE-KXU07とFE-KFU07の共通の機能や特徴についてご紹介します。
ワンタッチで設定できる自動運転モード
FE-KXU07とFE-KFU07には、連続運転モード(静か・弱・中・強)のほかにセンサーで自動運転してくれる4つのモードがあります。
- お急ぎモード
- おまかせモード
- のど・肌モード
- おやすみモード
おまかせモードでは湿度が60%前後になるように自動で運転してくれますし、のど・肌モードではそれよりも少し高い湿度65%程度に調整してくれます。
ちょうどよい湿度に保ってくれるので、何度も運転を切り替える必要がありません。
モードの設定は天面についているボタンをワンタッチするだけ。
家電の扱いが苦手な人にもわかりやすく、簡単に使用ができますね♪
おやすみモードで静かな運転音
睡眠を妨げない「おやすみモード」。
入眠時は「静か」で運転し、寝入った頃に「弱モード」に自動で切り替えてくれます。
入眠時の運転音は15dB、葉がこすれる程度の音なので睡眠環境をサポートしてくれる優しい機能が搭載されています。
弱モードでも22dBなので、ささやき声よりも小さな音。
もし夜間に目が覚めた時にも、気にならない程度の音でしょう。
お手入れが簡単な本体設計
FE-KXU07もFE-KFU07も、毎日必要なお手入れは給水タンクの水洗いだけ。
そのほかフィルターやトレーなどは約1か月に1回のお手入れが目安です。
お手入れが必要になると「お手入れランプ」が点灯するので、うっかり忘れてしまうこともないですよ。
また、お手入れが楽になるように色々と設計に工夫がされています。
給水タンクは内側も洗いやすいよう、らくらく手が入る広口設計。
トレーは凹凸が目立たないフラット構造で、スポンジだけでサッと洗えます。
気になる汚れがなければ、水洗いのみで良いのも手軽なポイントですね!
長期的に使用できる加湿フィルター
使用環境にもよりますが、FE-KXU07もFE-KFU07も約10年使用できる加湿フィルターが採用されています。
加湿フィルターのお手入れは水につけて押し洗いするだけでOK!
お手入れも簡単で、長く使えるのはうれしいですね。
▼ナノイー搭載のハイグレードモデルFE-KXU07
>>>FE-KXU07の詳しい機能や実際に使った感想はこの記事で紹介しています
▼24時間運転するならランニングコストを抑えられるFE-KFU07
>>>FE-KFU07の口コミや詳しい機能はこの記事で紹介しています
FE-KXU07とFE-KFU07の違いを比較まとめ
パナソニックから発売されているヒーターレス気化式加湿器FE-KXU07とFE-KFU07の違いを比較しました。
違いは次の3つです。
- FE-KXUはナノイーが搭載されているが、FE-KFU07は搭載されていない
- カラー展開
- ランニングコストはFE-KFU07が低い
大きな違いはナノイーが搭載されているか・いないかです。
ナノイーが搭載されているFE-KXU07と、長期的なランニングコストが更におさえられるFE-KFU07。
小さなお子さんがいる家庭やカビ菌や雑菌の繁殖が気になる人には、ナノイーによるフィルター清潔モードが備わっているFE-KXU07がおすすめです!
しかし本体を24時間運転しているとフィルター清潔モードが働きません。
24時間運転をするなら電気代がさらに安く抑えられるFE-KFU07を選ぶと良いですよ!
▼ナノイー搭載のハイグレードモデルFE-KXU07
>>>FE-KXU07の詳しい機能や実際に使った感想はこの記事で紹介しています
▼24時間運転するならランニングコストを抑えられるFE-KFU07